明治中期まで福野夜高祭で練り回されていた高さ約十二メートルの「文久の大行燈(あんどん)」が三十日夜、約百年ぶりに南砺市のJR福野駅前を巡行した。
伝統復活にかける有志がよみがえらせた行燈が、明々とした光とともに通りを進むと、集まった住民からため息が漏れた。
福野夜高祭は江戸末期の文久年間(一八六一―一八六四)に高さ十二メートルもある大行燈が作られだしたが、電線が張られた一八九三(明治二十六)年に高さが現在の七メートルに制限され、大行燈は一九一〇(同四十三)年までに姿を消した。
大行燈は旧福野町の開町三百五十周年を迎えた二〇〇〇(平成十二)年に復元され、毎年の夜高祭で展示してきたが、駅前の県道の電柱が昨年、地下埋設されたことから、周辺の約二百メートルの間を引き回すことにした。
(富山新聞)
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たった今、行ってきました。
富山のお祭りは、すばらしい。
これぞ世界に誇れる文化遺産だ!
帰りが遅くなったし疲れたので、詳しくは明日以降に写真をアップします。