ゆみちゃは、八重津浜で取ったテングサからトコロテンと餡蜜を作って食べたところまでをまとめた。
大きな三枚の画用紙に、デジカメで撮った写真と説明文を載せていく。
我が子ながら、感心するほど素晴らしいものになった。
学校関係のそれでは、授業参観のとき以来の感動かも知れぬ。
ちっちゃは、星の観測をして覚えた星座を大きな画用紙1枚にまとめた。
直径50センチほどの天球を鉛筆で書き、星座を加え、空は濃い青の水彩で塗りつぶし、星は折り紙を切り抜いて作ったのを貼った。
これまた驚くほどの出来栄えで。
まあ妻も少々手伝ったりもしたけど(ちっちゃの天球を丸く書くのにコンパスのような道具を考案して使ったり)、大部分は自分達でやったのだから、偉いものだ。
夏休み明けに学校に提出して、先生や友達がなんと言うか、どういう反応をするか、子の後についていって直に見たいと、マジ思う。
親ばかながらも実に良くできてると。
秋になったら作品は自宅に持って帰らされるだろう。
かさばるのは嫌だけど、大事に保存することになるだろう、きっと。