Accessの仕様として、パラメータクエリだけが駄目なのかと思ったら、なんと選択クエリが駄目なのだそう。
理由は、Executeメソッドはアクションクエリのもので、選択クエリのものではないからだそう。
けれどもネット上のあちこちに、「ばっちりこれで動作するよ」というサンプルコードの残骸が残っているところを見ると、以前のAccessのバージョンでは動いていた、ということなのかな?
これらとか?
http://tsware.jp/study/vol16/vbabegin_42.htm
http://stackoverflow.com/questions/30240329/ms-access-vba-open-select-query-with-parameters-run-time-3065-cannot-execute-a
http://www.pcreview.co.uk/threads/3065-cannot-execute-select-query-why-not.1638292/
http://answers.microsoft.com/en-us/office/forum/office_2010-access/error-3065-cannot-execute-select-query-but-its-not/e4284949-09ae-4a82-9c83-84f721be704f
ともかく、VBAで、結果をデータシートビューで欲しい選択クエリ(更新クエリや削除クエリなどの「アクションクエリ」はOK)では、Docmd.runsql や dbs.Execute のような書き方では、どうあってもエラーになるのであった。
一方で、ややこしいのは、「選択クエリをデータシートビュー」は駄目で、「選択クエリをレコードセット」にしてあれこれ操作するのはOK。
で、結論ですが、「選択クエリをデータシートビュー」で表示したい場合ですが、見方を変えて「フォームをデータビューに」仲介して、こうやったらうまくいきます。
「フォームのデータソースに、選択クエリをセットして、データシートビューで開く」
ずばり、コレデス。
実際、「DoCmd.OpenForm “入金催促”, acPreview」 みたいな書き方です。
パラメータクエリ(qdf.Parameters = “aaa”)も、レコードセットのフィルタ(rst.filter = “eメール = ‘test@test20160113.com'”)も、うまくいきます。
こりゃ便利だ!