仕事で愚痴る

天は二物を与えず

投稿日:

ある社員が、
「我々の始めたことは、富山という田舎の地では、少々早すぎたのかなあ」
なんて言っている。

いやー、違うと思う。
見当はずれだったからに違いないでしょう。

ったく、そのせいでどれだけこっちが迷惑したか。
トウシロめ。

***

会社の先輩と車で移動中。
「ここに380円のラーメン屋が出来るんだ、知ってる?」と建設工事現場を指差す。
(建物も看板もなし)。
「何で知っているんですか?」
「会社に出入りしている内装屋から聞いた」

最近、建築設計に手を出したからか、会社にはそれ関係の社員が出入りするようになった。
それで、情報も同時に入ってくるらしい。

「そんなに情報が早いのなら、何か仕事に活かせませんかねえ」と、私。
すかさず、「遅いよ」と先輩。
「こっちが知った時点で何百人も、このことを知っている」

言い切る、カッコイイ。
ゴルゴ13のようだ。
プロのコンサルの片鱗を見る。

***

上の登場人物、実は同一人物。

トウシロかつプロフェッショナル。

うちの会社、こんな種類の人ばっか。

-仕事で愚痴る

執筆者:

関連記事

no image

ITCとは

明日、ITコーディネータの経営者研修会に講師として参加する。 純粋なITCの仕事をあまりしていない私が言うのもおこがましいが、ITCはどんな仕事かと言われたら、こう答えよう。 — 不完全な …

no image

送別会

あさっては、送別会。 また一人辞めていく。 そして俺、また残ってしまったか・・・ なんて会社だと思うとともに、戦友を亡くし自分ひとりが生き残って生き恥を感じる日本兵のような心境。 戦場には変わりないけ …

no image

祭のポスター

ある商工会へ仕事の打合せに行った。 この地域は、さるお祭が大変有名なところ。 先日あった祭のポスターをもらえないかと聞いてみた。 (親戚にファンがいて、欲しいというのだ) すると、 「この祭はポスター …

no image

きっかけ

PCの電源を落としたあとに「あ、メール送っとかなきゃ」なんて事がよくある。 当然電源を入れなおして、再び仕事をする事になる。 帰る時間が10分遅れる。 電源オフが覚醒のトリガーとなっている自分に嫌気。

no image

・・・

前に言っていたじゃないですか。 あなたが営業やって、とった仕事は某社に外注。 ウチでは難しい仕事はそうやっていけばいいって。 わが社には営業機能があればそれでいい、技術は外部に頼めばいい、内包する必要 …