朝、車での通勤中に城川原のバス停前を通った。
あれ、いつもこんなに人がいたっけ?
女子高生、サラリーマン、おばあさん。10人くらい?
あ、そうか。
昨日で富山港線が廃線になったから、代替バスが走っているんだ。
今日は雪でも降りそうな寒い日なのに、小雨で風も吹いているのに、待っている人たちも大変だ。
バス停は屋根も無い。
自分が高校生のとき、この富山港線を利用した。
城川原の二駅南の下奥井駅から乗車して、富山駅までを毎日通った。
駅舎には冬はストーブがあり、電車が来るまでそれを囲んで友達と話しこんだ。
暖かかった。
当時も富山港線は無人駅が多かったのだが、ここ下奥井駅は駅員が常駐していた。
なので、ストーブがあったのだ。
(当然、他の無人駅(次の越中中島など)には無い)
夏はツバメが駅舎の天井付近に巣を作るので、それを眺めたりしたなあ。
クーラーなんかはさすがに無かったけど。
あのときは、今みたいに時間に追われる生活でなかった。
のんびりしていた。
忘れていたことを思い出す。
なつかし。