4月末に海王丸パークで遊んできたときの写真。
「海の貴婦人」海王丸。
実は姉妹船で、同じものが世に二つある。
(今回妻に教えてもらうまで知らなかった)
「今日は海王丸パークでイベントがあるけど、行く?」と、妻。
「海王丸って今、新日本海重工で修理中だから、海王丸パークに行ってもつまらないよ」と、私。
「海王丸は二隻あるんだよ」
「うそ?」
「ホント」
「賭ける?」
「賭ける!」
で、私は賭けに負けた・・・。
昨年、台風18号で座礁して全国ニュースになった海王丸は、姉妹船の「妹」方。
富山新港に係留してあるのは「姉」、初代・海王丸。
(後で知った)
横浜のみなとみらいにある「日本丸」は、海王丸と、これまた姉妹船。
そしてこれまた、二世がいる。
もう誰が姉やら妹やら、分からない。
さて、海王丸に乗ったのは初めて。
乗船料は大人400円、子供200円と、意外と高い。
船内は「歴史海洋博物館」になっている(だから高いのだな)。
住居部の壁は赤黒い木板で、以前に奮発して泊まったことのある「上高地帝国ホテル」のような、ゴージャスな雰囲気。
実際に使った航海図、乗船した高貴な方の使った品々、賞状やら勲章やらトロフィーなどの展示もある。
船上の博物館というのは、結構面白い。
揺れるし。
いろいろ触れるし。
子どもが騒いでもいいし(注意する係員がいない)。
左下の写真は宿泊室。
寝台列車のような狭い二段ベットがある。
(ちっちゃが勝手に引き出しを開けている・・・)
この他、士官サロンや操舵室に入ることも出来る。
船長室や通信室長室・調理室は入ることは出来ないが、小窓から覗いて中を見ることは出来る。
部屋には、地球儀とか辞典などが机にさりげなく置いてある。
(・・・いや、さりげなくない。ちょっと不自然?)
子どもらを連れて行って心配したのは、最初のほうだけ。
甲板上で「海に落ちないか」と、少し。
デッキには意外と、ふたやら出っ張りやら、つまづく物があるのだ。
でも、船だけあってロープや手すりがあちこちにあり、意外と安全。
彼女らは、船内の階段を上ったり下りたり、ジャングルジム風に楽しく遊んでいた。
海王丸。
甲板を歩いたり、舳先から岸を眺めたり、船内を探検したり。
大人も子どもも。楽しめます。 |