今日のPCセミナーで久々に面白いことがあった。
私はそのとき、Excelで住所録を作る説明をしていた。
「住所録は実際の連絡先を書く前に、上部に見出しを作る必要があります。姓、名、郵便番号、住所の順番で、見出しをセルに書き込んでください」
妙齢の男性が受講生の中にいて、
「姓」と書くべきところに、「きむ」・・・と書いている。
入力が苦手なようで、ゆっくりゆっくりとタイプ。
きっとこの後、「ら」を書いて、「木村」と変換するに違いない。
これは正さねば。
「ここ、ちょっと違いますヨ、「姓」という漢字をね、入れてください」
男性は、「あ、そうか」なんて返事。
わかったかな? 伝わったかな?
またそっと様子を見る。
書いてあった文字は、
「こういち」
「・・・(幸一と変換する気だな)」
これがあるからやめられないね、面白いPCセミナー。
(登場人物の名は、仮名です)