「私も理事に名を連ねる一人なのに、事前に相談も無く勝手に動かれては困る」だの、
「会長に謝罪して欲しい」だの。
この件で何十分話をしているのだ
いいかげんにして欲しい。
聞いてる20人の皆さんも、うんざりしてるぜ。
昨日、あるNPOの総会でのこと。
数ヶ月前に会長が独断で進めてしまったあることに対して、理事が責任追及に噛み付いているのだ。
理事の言う事にも一理ある。
言いたい事はわかるし、話しの筋は通っている。
それはいいのだ。
しかし、ここは、ちっぱけでカネも力も無いNPOだぜ。
大げさに議論しなければならない事か、これは。
ダイナミックに動かなければならないときは、会長責任で進めても、いいじゃないか。
逆にモタモタしていると、相手からも、スピードのない奴らだとマイナス評価もされるだろう。
それになにより、トップはボランティアで手弁当で好意で、面倒な役どころを引き受けているのだから、あんまり杓子定規な理論で攻め立てると、会長も、こんな割に合わない事やってられるかよ、ってなってしまうよ。
「会長、今回は勇み足だったね、これから気をつけてね、頼むよ!、以上」
それで済む話しじゃないのか。