今日、会社のトップの人と激論、というか、大声で話をした。相手の論が通っていない話だったから、激論という言葉は違う。
とある小売店のホームページを作れといわれたのだが、この提案書ではだめだ、マーケティングやコンサルもやれとか言ってきた。
マーケティングもコンサルもやったことがない。どうやってやるんだ、できるわけない、というと、勉強しろだと。
で、私はそんな勉強はしない。時間もない。それならマーケティングができる者をつけてくれ、といったら、勉強しろ一人でやれとか怒り出して。
まあそこから始まって、できるわけがない、何でできない、客はそれでいいのか、それは詐欺だ、なんてやり取りがあって、しまいに根性がないだのと言ってきた。
自分は、根性がある無しの話ではなくて、客に対して不良品を売りつけることはどうかと思っていることを説明した。
素人がやってきて、ハイ私はコンサルでございなんて言ったって、すぐにばれる。そのときどうするんだ。あんたなら笑ってごまかすかもしれないが、私にはできませんって。
本を読んで勉強するのはいいけど、それでコンサルやれってそれは無理。
サルが人間に進化するのにどんだけかかると思ってる、想像している?
やろうとしていることはネット通販なのだから、少しづつ地道にやればいいんだ。変な色をつけずに。
見栄を張るな。何でそこまでかっこつける必要がある。威張りたいのか?
もし、大風呂敷のへんてこ提案を私にやれというなら、私は客にはっきり言うといった。
確実にできることはやる。できないことについては頑張ってみますが確実にできるかはわかりませんと、あらかじめ客に断っておく、といった。
Web制作は4年ほどやっているがオンラインショップはあまり経験がない。
マーケティングとコンサルティングの仕事はやったことがない。
これこれについては得意だが、これについては勉強中ですと、客に正直にはっきり言う。
そしたらまた黙り込んで。
正直にいうやり方のどこが悪いか。
それを言わないで、できないことやったことがないことをあえてわざと説明せず、あたかもすごいことをやると思わせるのは、騙しと同じこと。さらに言った。
じゃあどうやって売り上げを作るかって、話をそらした。
し・り・ま・せ・ん。
マーケティングの本は会社にいっぱいあるんだからそれを読めばいいって?
こんな付け焼刃の知識なんかでやろうとしたって相手にはすぐわかる。
車の本を読めば車が運転できるようになって、英語の本を読めば英語がしゃべれるようになるのかって。
馬鹿じゃなかろうか。
というか、本を読んでやったこともないのにできるような気になって今55歳とか言う君は、逆にその年になるまで何もしてこなかった、妄想だけを描いてきた、そして気づいていないと言えないか。
私はあんたがわからんのなら最悪クビかもと思って話をしているが、あんたのほうは同じ覚悟を持って話をしているか? してるわけがない。そこまで考えているわけがない。
夜に知り合いと飲む機会があって、今の話を少ししたら、無責任だ、ひどいといってくれた。そうだよね。
今度話をするときも、自信を持って持論を主張して行こうと思う。
作成日: 2009年7月11日(土)