今朝、仕事で街中をうろついていたとき、Nっていう、ますのすし屋を見つけた。
名前は聞いたことがあるが、こんなところにあったの? ちょっとびっくり。
しかし、店内に人の気配がしない。
入り口には営業時間とかの張り紙も全くない。
つぶれてはいないようだが、店構えがモノトーン。
要するに商売気がない。
そのことを同僚に話すと、こんな話を聞かせてくれた。
・ああいう店は大抵、受注生産(受注っていっても1個からで個人で注文するのだが)。
・たまたま通りかかって「ますずしくれ」っていっても、売ってくれない。
・以前、そんな買い方をしようとしたら、おじさんが出てきて「電話したがけ!?」って怒られた。
・別の店では、おばさんに「いきなりこられても、あるわかないにかいね」と怒られた。
・まあ、どちらも「電話してから来てくれないとこっちにも準備ってものがあるんだよ!」って。で、「すいません」ってこっちが謝ったりして。
・源とか青山とか関野屋とかのメジャー・ブランド(?)であれば、もちろんそんなことがないだろう、たぶん。
・けど、あまりなじみのないお店だと、上のような体験をする可能性が高いかも。
・しかし、そんな店は美味しいところが多いので、生き残っている。
うーん、深いです。
さすが駅弁の西の横綱、富山のますの寿し。