MS Access

Accessのフォームでテキストボックスに入れた値を次回オープン時の既定値として自身に保存するには

投稿日:2013年4月10日 更新日:

ちょっとだけ苦労した。

次回もきっと使うことがあるだろうから、メモメモ。

  1. 現在の値を変数に入れておく(これをしておかないと、次の処理でデザインビューに切り替わるために入力した値も消える)。
  2. フォームをデザインモードにする。
  3. 既定値をセットする(フォーム名はme.nameを使いたかったがデザインモードだと参照できないためにエラーになる)
Private Sub cmd閉じる_Click()
Dim dateTyumon, dateNyukin, dateHagaki As Variant
datebval = Forms("期間指定メール送信").txt注文日経過.Value
dateNyukin = Forms("期間指定メール送信").txt入金日経過.Value
dateHagaki = Forms("期間指定メール送信").txtHagaki1経過日.Value
DoCmd.OpenForm Me.name, acDesign '一旦デザインモードにしないと既定値は変更できない
Forms("期間指定メール送信").txt注文日経過.DefaultValue = "#" & datebval & "#" '日付形式で保存しないと日時が不正になる
Forms("期間指定メール送信").txt入金日経過.DefaultValue = "'" & dateNyukin & "'"
Forms("期間指定メール送信").txtHagaki1経過日.DefaultValue = "'" & dateHagaki & "'"
DoCmd.Close acForm, "期間指定メール送信", acSaveYes
End Sub

追記2018/04/12(木) もう一つのやり方・・・

Private Sub cmd閉じる_Click()
DoCmd.SetWarnings False
    Dim r
    r = Me.txt注文日経過
    DoCmd.Close
    DoCmd.OpenForm "期間指定メール送信", acDesign
    Forms("期間指定メール送信").Controls("txt注文日経過").DefaultValue = "'" & r & "'"
    DoCmd.Close
DoCmd.SetWarnings True
End Sub

-MS Access

執筆者:

関連記事

no image

VBAで忘れてしまっていたことと、知らなかったこと

STOPステートメント: ブレークポイントを設定しないでもその行でコード処理を止めることができるので、Access終了->Access起動といったシチュエーションで使える。 Randomizeステート …

no image

AccessのBeforeUpdateでUndo

BeforeUpdateプロシージャ内の処理で、Cancel = Trueとしたら更新がキャンセルされるところまではできたが、テキストボックスにNullを代入しようとしてエラーが出たりして、間違って入 …

no image

SqlServerにAccessでいうオートナンバー型をつける

テストデータを作るために、Accessで2万件ほどのデータを用意し、別途追加クエリを作って、ODBC接続したSqlServerに追加しようとしたところ、「型変換エラーがどうのこうので追加出来ない」との …

no image

Accessで1件ずつレコードを読んでスナップショットファイルを作ってメール送信する処理

作るのにWebに情報が無くてすごく苦労したので備忘録。 私にしかわからないかもしれないけど、見た人も何か参考になるかもしれないから、公開しよっと。 ■事前準備 1.処理を起動するフォームにボタン「調査 …

no image

Excelで使える祝日判定のWebAPIを見つけた

Excelの関数には、曜日を判定できる関数(WEEKDAY)が用意されている。また、表示だけなら書式設定でもできる。しかし祝日となると、関数も何も、用意されていない。 祝日は年により、突然増えたり、「 …