IT仕事

CliborとPythonで明日(昨日)の日付を出す

投稿日:

Clibor、使ってますか? 私は毎日使っています

例えば、「2018/07/02(月)」のように明日の日付を書きたいと思ったら、どうやって入力していますか?
キーボードで13個以上のキーを押して、曜日の部分に差し掛かったら、英数モードを日本語入力モードに切り替えて、タイプしますか?
私はうん十年間、そのようにしてきたのですが、さすがに嫌になってきました。

それでも最近は知恵をつけてきて、Windows10のIMEなら、「明日(あした)」と入力して変換します。
すると下のほうに「2018年7月3日」「7月3日(火)」などが変換候補に挙がってくるので、その中から選びます。
このやり方なら、打つキーの数が1/4位になります。

ならばそれ使えばいいじゃん、ということではあるのですが、なぜかその候補に、私の欲しい「2018/07/02(月)」のフォーマットが無いのですよ。

ということで、CliborとPythonで、何とかします。

# -*- coding: utf-8 -*-
#<$C_CLB_PYTHON/>
import win32api,win32com.client,win32clipboard as CB,datetime
import datetime as dt
#
win32api.Sleep(100)
shell = win32com.client.Dispatch("WScript.Shell")
#
now = dt.datetime.now() 
r = now + dt.timedelta(days=1) 
tnstr = r.strftime('%Y/%m/%d')
yobi = ["月","火","水","木","金","土","日"]
text = tnstr + '(' + yobi[r.weekday()] + ')'
#
win32api.Sleep(100)
CB.OpenClipboard()
CB.EmptyClipboard()
CB.SetClipboardText( text, CB.CF_UNICODETEXT )
shell.SendKeys("^v")
CB.CloseClipboard()
#

上記のコードをCliborの定型文に入れて、Ctrlキー2回+右カーソルキー1回+数字キー1回の、計4つのキーのみで、明日の日付を入れられるようになりました。
ちなみに「r = now + dt.timedelta(days=1)」の最後を「-1」にすると、昨日の日付を出せます。

これでまた少し、自分好みの使いやすさに!

Pythonの日付処理は、以下の記事を参考にしました。
datetimeで曜日を調べる

-IT仕事

執筆者:

関連記事

アンケートソフト秀吉でMAを作るためのExcel自作関数

会社の同僚用に作った。 複数列の回答を「1,2,4」のように1列にしたり、3は無ければ飛ばしたり、先頭と末尾にはカンマつけないで、とか、手作業だと色々面倒な処理を、Excelマクロにした。 以下を標準 …

GoogleSpreadSheet上の注文番号をキーにGASでGmailのスレッドにラベルを付加

Gmailにあるメールから、スプレッドシートに記入してある注文番号と、注文入力時につけられた注文ラベルをもとに、スレッドを検索して、検索結果に対して新たなラベル付けをしたかった。 参考Webをもとに、 …

no image

ExcelVBAのコメント操作で色々手間取ったので備忘録

フォーム上のコントロールの値を特定のセルにセットするのと、コメントの背景色をセットするには: 例えば、こんな感じに。 If TextBox8.Value <> "" T …

no image

Artisteerでコンテンツ・エリアを作成して、それをWordPressのHomeとして表示する方法が無いか、探ってみた

通常は、Artisteerで作り、WordPressでエクスポートすると、ヘッダやフッタは残るが、コンテンツは除外される。 せっかくコンテンツできれいなレイアウトや画像、スライドを作っても、それをWo …

no image

CSSメニューとその下のFlashムービーが重なって見えない

WordPressのTwenty-elevenのテンプレートを元にして、新たなテーマを作っている。 メニューの下にFlashアニメーションを配置したのだが、サブメニューがすっと表示されるときに、アニメ …