私はAccessとの付き合いが長いので推しソフトなのだが、FileMakerはAccessに無い機能や表示が多いうえ、デザインの自由度になるとAccessを凌駕するので、まったく侮れない。
最近、FileMakerに、画像ファイルの入ったフォルダから一括インポートできる機能があると知って驚愕。
けども、やってみると困ったことが発生。
ピクセル数が同じ画像なのに、FileMakerのオブジェクトフィールドに画像ファイルを貼り付けた際に、サイズがぜんぜん違って表示されてしまう。
どちらも、Filemakerのオブジェクトフィールドの設定を「枠に合わせてそのままのサイズで表示する」のに、片方は枠からはみ出て、もう片方はサムネイルのように小さい。
前日夜と一夜開けての午前中、調べに調べてやっと・・・わかった。
2つの画像は、確かにピクセル数は同じなのだが、解像度が違う。
スキャナで撮った方は、解像度が96dpiだったのに対し、カメラで撮影した方は、水平・垂直方向の解像度が180dpiになっていた。
ここを96に修正すると、FileMakerで取り込んだ画像は、大きく表示されるようになった。
一連の作業から、FilemakerのオブジェクトフィールドではExif情報をもとに、表示をコントロールしているとわかった、結果として。これ大事なポイント。
だって、Paintで開いてまともに見えるファイルが、FileMakerに取り込んだら、ひっくり返って見えているんだもん。上記同様にRalphaのExif自動回転で、左回転(270度)する必要があったよ。
—
あと、今回の作業の覚書(以下はプライベートね)。
1.秀丸ファイラーで、名前に「1」のついたファイルのみ取り出し
2.秀丸ファイラーで、名前から「1」をブランクに置き換え
3.Ralphaで、解像度を96dpiに、幅を1100にリサイズ、Exif自動回転で左回転(270度)に、トリミングで上辺を100px切り取り、一括変換。
4.3で作ったファイルを、FileMakerで一括インポート。