知り合いがHPを作ってくれというので、どこかのサーバを借りることにした。
いろいろ検討した結果、hostingrails.comというところにした。
このレンサバはその名の通り、Railsで作ったWebアプリを動かせる。
Railsで作ったソフトは本を読んでそのまま作ったものしかない私だけれど、将来性を見込んでこれにした。
安いし。4ドル弱/月で。円高だし。
マルチドメインを無制限につくれるし。
Railsプログラミングに挫折しても、ここでPHPが動くから、WordPressやXOOPSに使えばいいしと。
しかし実は、リスクがあるのだ。いいことばかりじゃ。
最大のリスクは、この運営者が米国の会社で、Webサイトのマニュアルも全て英語。サポートも英語、レンタルの申し込みのサンキューメールも、もちろん英語。
自分自身の英語力と勝負しなきゃいけない。
ドメインは、ムームードメインで、.comのをとって、さてサーバと格闘開始。
サーバにセットアップされたcPanelは、事前設定で日本語化できるので、かなり助かる。
事前にサブドメインとアドインドメインの設定をしておく。
サブドメインを作り、そのサブドメインに対して今回とったドメインをアドオンドメインで設定することで、マルチドメインとして機能する・・・わかるかな? 読んでる人。
以上でブラウザにURLを入れてEnterすると、予めファイルマネージャで作っておいたページが表示される。
ここまでで、ドメイン関係、ヨシ
次にWordPressのインストール。
Fantastico De Luxeを使って自動でWPをインストールする。サブフォルダは無指定。
ここまでで英語版のWPは動くが投稿すると日本語が文字化けするし管理画面が英語。日本語化したいので以下を続ける。
PhpMyAdminで自動で出来たDBは残すが、テーブルは削除(drop)する。
日本語WPを公式サイトから落とし、自前のサイトにFTPでアップする。
普通にインストールする。
ここまでで管理画面は英語だが日本語のエントリーを作っても文字化けしない。さらに管理画面を日本語化したいので以下を続ける。
wp-config内の「define (’WPLANG’, ‘’); 」を「define (’WPLANG’, ‘ja’); 」に書き換えてFTPでアップする。
これでWordPress、ヨシ。
ひとまず、することがなくなった。
あとはWordPressにコンテンツを詰め込めばいいところまで、出来た。
こうやって書いていると、全てが順調に来たように見えるかもしれないが、実は、日本語の文字化けがどうしても自力で解消せず、途中、サーバ解約を考えてサポートの掲示板に書き込んだ。
書いた内容はというと、
「どうもサーバのセットアップがうまくいかない。御社サイトでは30日以内返金保証を謳っているので、それを行使したい」
と。もちろん英語で。それもかなり怪しいスペルミスを含む英語で。。。
すると、翌日にWilliamさんというサポート担当から書込みがあって、
「確認させて欲しいんだが、解約したいんだね? バックアップしなきゃならないデータがあったら事前にしといてね」
という内容だった。
それを読んだら、もうちょっとがんばってみるかという気になって、あれこれやってみたら、最終的に、出来た。
それでまたメールした。
「すんません、手数をかけたね。なんとかWordPressを日本語で使えるようにセッティングできたよ。とにかく御社サーバを1年間使ってみるよ」
返事が翌日あって、
「またわからないことがあったら書き込んでね、じゃ」
なーんか、うれしいね。
さらにいうなら、自分のアバウト英語でもナントカコミュニケーションを取れたことがうれしい。
サーバのスピードは、FTPの転送の様子を見ていると会社で借りている「プラスアルファ」より少し遅い印象だが、別に個人で借りている「vvv7」よりはかなり早い。
価格性能比で、満足。
追記2009・12・29:
ドメインはムームードメインでとったのだが、ムームー側でドメイン設定でネームサーバの設定をしなくてはならないのだが、その情報がどこにあってどうすればよいのかわからずにしばらく悩んだ。
最終的にわかったのは、hostingralsのAccount CenterにログインしてAccount Detailsに、
# Primary Nameserver: ns25.hostingrails.com
# Secondary Nameserver: ns1.hostingrails.com
とあったので、これを書けばよいと(上記はログインユーザでまったく違う、念のため)。
でも、直後にそのドメインが使えるかと思ってやってみたけど、できなかった。
ムームー側の説明書きに「ネームサーバは設定変更後、反映されるまでに数日かかる場合があります」とあるので、明日まで待たなくてはならないのかも。