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Office365にはSharePointリストという表データが保存できる機能がありAccessのリンクテーブルにできる

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Office365では、AccessのWebアプリを作れる。
それで今、勉強しているのだが、Office365にはSharePointリストという表データが保存でき、それをAccessのリンクテーブルにできるらしい。

となると、データベースをクラウドに置けるってこと?
すごくないか?
興奮しつつ、試してみた。

まずはブラウザでOffice365のチームサイトにアクセスし、アプリ一覧の「スプレッドシートのインポート」をクリックして順に辿っていくと、簡単にExcelシートを取り込めた。

自分のアプリ 2015-02-19 15-19-18
次にAccessで、「外部データ」-「その他」「SharePointリスト」を選び、シェアポイントサイト(https://XXXXXXXXX.sharepoint.com)を指定すると、さっき作ったリストが出てくるので、それを選べばOK。

a
これでできたリンクテーブルを、今回は簡単に、オートフォームでフォームを作成。
フォームを使ってデータを書き直してみる。
すると確かに、Accessのローカル側アプリケーション経由でクラウドのテーブルに変更が保存される! やった!
あと、以下のようにSharePointリストとの接続方法は、他にも色々用意されている。

b    c

・・・で、ここでハタと気がついた。

確かに、クラウドのテーブルには保存されるけど、複数のAccessから入力・削除・更新のリクエストが来たときに、競合解決の仕組みはあるんだっけ?
ロックとか、そういうやつ。

調べたところ、AccessのWebアプリで作ったテーブルはSQLサーバのテーブルとして保存されるのだが、一方SharePointリストは、単なるワークシートのようだ。
あと、SharePointリストには5000件問題というのがあるみたいで、ちょっとした量を超えると、色々あるみたい。
次のバージョンあたりでは解決されそうな気はするけどね。

残念!
けどせっかっくみつけたこのSharePointリストのAccessでの活用法、何かよい使い道、あるかな。

参考
[アーカイブ済み] [解決済み]SharePoint オンラインでデータテーブルの使い方の質問 | Office 365 の展開 | Office 365 – 日本語

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