バージョン
FreeNAS-9.2.1.3-RELEASE-x86。 FreeNAS-9.2.0-RELEASE-x64.iso。
2014/4/3(木)追記:
Ver.9.2.1はCPU Usageが100%になるトラブルが頻発(一日10回近く)したので、約2.5日格闘した時間を諦め、ダウングレードを決断。
参考:FreeNAS 9.2.1.2から9.2.0へダウングレード | OSS情報システム研究会
以下は、主に9.2.1での記録だが、9.2.0もあまり変わらない。32bitから64bitにもしたが、パフォーマンスを計測した結果は、ほぼ同じ。
—
古いPCサーバのDellsc430kと、ブランクCDR、古い2GBのUSBメモリ、現行NASにバックアップとして接続していたバッファローのUSB-HDD/1GBを用意。
1.CDからUSBメモリにインストール。
2.IPアドレスとサブネットマスクを設定。ここまでCUI。
3.ログイン。パスワードを決める。
4.ストレージのUFS Volume Manager (Legacy)をクリック、適当な名前のraidVolを付けて、ミラーでRaidボリュームを作成。
5.CIFSが有効にならないので、苦戦。何度クリックしてもOFFに戻る。
画面右上のAlertアイコンが黄色になっていたので、何気なくクリックしたところ、英語で「設定画面の高度な設定のSystem dataset pool:をなんとかしろ」って書いてあったので、そこを調べて、セレクトボックスでストレージを選択し、再度CIFSアイコンをクリックしたところ無事Onになった。(9.2.1)
6.Shareで、パスを/mnt/raidVol、ゴミ箱の有効化、ゲストアクセスを許可、ゲストアクセスのみを許可、として、保存。すると、freenasの名前でNetBIOSが作成され、CIFSサービスが開始される(ON)
7.ストレージで、パーミションを変更をクリック(ディスクを選んで画面左下の鍵アイコン。これがなかなか忘れやすい)。所有者をnobodyに変更(9.2.1だと自動でこうなるかも)。
8.usbメモリで、USB接続のディスクが読めるか、テスト。最初は読めなかったが、NTFSでフォーマットし直してからテスト用のファイルを書き込んで接続したら、ボリュームのインポートで、正常に表示された。1.0GBのUSBディスクもエラーになって読めなかったのだが、この原因も、FAT32でフォーマットしていたからだった。WindowsXPのコマンドプロンプトでNTFSにフォーマットし直したら、読めるようになった。
パーミションの変更が、通常は下の方にアイコンボタンで操作ボタンが出てくるはずなのだが、無かった。代わりに、左ペインのストレージ-ボリュームにあったので、それが使えた。nobodyにするだけでOK。
ここまでのポイントは、困ったときは左ペインをいじってみる。パーミションは、nobody。
—
外付けHDDの追加
ストレージ-ボリュームのインポートで、usbdiskをインポート(データは全て削除される)。
共有-Windows (CIFS)Sharesの追加で、usbdiskを追加。
ストレージ-パーミションを開き、所有者(ユーザ)をnobodyに変更。
ここで一旦、Windowsからネットワーク経由で外付けHDDにアクセスできるかを確認(設定直後はエクスプローラに出てこなかったが数十秒待つとでてきた。焦った)。できたら次へ進む。
rsync
以下を参考にして設定。
システム-RsycTasksと、サービス-Rsync-Rsyncモジュールを、それぞれ設定。
エクスプローラで元と先の両方を並べて表示して、更新されるのを待っていたが、いつまで経っても同期されない。
タスクの方で、全て1にして、最小のスパンで更新されるようにしたのと、(これは自分のポカなのだが)サービスでRsyncがOFFのままにしていたので、気がついてONにしたら、急に動き始めた。
うまくいっている模様。
追記:2014/4/3(木)
■パフォーマンス
細かいファイルが多数入ったフォルダのLAN経由コピーだと、5GB/20分かかった。となると、15GB/h、300GB/20h、900GB/60h(2.5日)・・・と、途方に暮れていたが、実際にやってみると、社内データのコピーでは580GBが9時間で転送終了(18:00-3:00)。早かった。
■Linkstationより良いところ
レポートがとてもよい。CPU利用率、ディスクIOなどの情報を記録してくれるので、いつハングアップしたかや、コピーにどのくらい時間がかかったか、等の情報が簡単に取れる。
パフォーマンスがよい。ハードウェアによる差が大きいと思うが、世代的には古い、DellサーバSC430 VS TS-WX2.0TLでみても、25-35%程度の性能アップ(LAN_SpeedTestで測定)。
■Linkstationより不安なところ
管理者である私に何かあったら、代わりの者が管理できるかなーと。ネット上にわかりやすいマニュアルでも提供されていればよいのだが、
■エラーなどトラブル
Rsyncを初めて試したときは、200GB目で原因不明の停止・・・。
hostname not found: 0.freebsd.pool.ntp.org・・・NTPサーバのリストから、初期設定の1~3のサーバを削除すると出なくなった。
matchname failed・・・
ググるとIPV6環境でない場合は気にしないでよいとの記事があったので、放っておく?
管理画面で、ゴミ箱機能と隠しファイルの表示設定を変えるなど、重要な操作をした直後に、コピーなどのファイル操作をすると、画面が固まる・・・。レポートで見ると、固まっている間はCPU Usageが100%になっている。
しかし再起動(管理画面も固まってしまい再起動できなかったので、ハードの電源スイッチオフによるシャットダウン&起動)したら、エクスプローラにrecycleフォルダが現れたので、一応OK。
重要な操作のあとには、必ず再起動する方がよい(その場ではうまくいっても、少し後からトラブルは始まるみたいなので)(9.2.1)。
ネットワークの全般設定で、IPV6自動構成としたら(WebGUI IPv4 Address:、WebGUI IPv6 Address:も設定したのでそれもあるかも)、CUI画面にエラーが出るようになったので、元に戻した。
Windowsでのファイルアクセスが遅い気がしたので、FreeNAS Sambaでフォルダ参照が遅い原因判明 | OSS情報システム研究会 を参考に、サービス-CIFSのDOSファイル属性のサポートを無効にした。
2014/11/20(木)追記
見よう見まねで、サーバを再起動するCronジョブを作ってみた。
こちらを参考に。
Linuxコマンド一覧 [shutdown]
翌朝の6時にセットしていたのが、無事、うまくいった。
その時にわかったのだが、再起動でFreeメモリが劇的に改善していた。
サーバはたまに再起動した方がいいんだね、というのは知っていたけど、こうやって図(FreeNASのレポートね)で見せられると、歴然。
今までもう一つのNASであるBuffaloのTeraStationはよほど調子が悪くならないと再起動していなかったけど、そちらもそうした方がいいかも。
勉強になったー。
2014/12/18(木)追記
Windowsの共有フォルダ名(ex.\\LS-QVL84\kyoyu)の名前の出どころは、「サービス」-「CIFS」-「NetBIOS名」がサーバ名(LS-QVL845)、「共有」-「Windows(CIFS)Share」がサブフォルダ名(\kyoyu)になる。
NetBIOS名は、「システム」-「ホスト名」と、一緒でも、違っていてもいい。
2014/12/24(水)追記
USBメモリが良くないせいか、FreeNASがたまに起動していない/起動しないことがある。
新品なのに。。
そこで、そのUSBメモリが将来アクセスできなくなることを想定して、今どのような準備をしておけばよいかを考えた。
USBメモリ自体のクローンを作っておく:
こうしておけば一番安心。けどもそのUSBメモリはどこに保管しておこう?
現在のFreeNASの設定を保存しておく:
以下のURLにやり方が書いてある。設定をエクスポート/インポートすることで、保存/復元できる。
dukehide.dip.jp | あんパンはあんこというクリームを使ったクリームパン
今回は、後者にした。
2015/2/2(月)追記
rootでRsyncでバックアップしたファイルをWindwosのエクスプローラで削除しようとすると、「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です。このファイルを変更するには、rootからアクセス許可を得る必要があります。」とメッセージされる。
ははーん、rootでファイルを作ったからrootでないと削除できないということなのだな、私はrootでないから操作できないんだな。
それはわかった。
しかしそれじゃ、何で作れば私のWindowsから削除できるの?
Rsyncのユーザをnobodyにしてみた。rootが王様とすると、nobodyは平民クラスだろう。けども、ダメだった(実行されない?)。
以下のページを見ると、-oをつけると、「所有者属性をたもったままコピーする。指定しないと属性はコピーしたユーザーのものになる」とあったので、の欄にそれを入れてみると、うまくいった。ファイル削除が可能になった。
*バックアップのお作法(rsync) – いろいろneuromag
ということは、もしかするとPreserve extended attributesにチェックすると、ユーザを含めた拡張属性が保たれるのでは?
やったみた。
うまくいった!
それにしても、Rsyncは、サービスのRsyncでバックアップ先フォルダを設定し、システムのRsync Tasksでバックアップ元のフォルダと開始スケジュールの二つを設定しなければならないのだが、行き来するのはちょっとめんどくさいね。
2015/2/10(火)追記
今回のテーマは、cronで定期的にディレクトリ以下を圧縮しバックアップファイルを取ること。
FreeNASのデータをDropboxなんかのクラウドに簡単にバックアップできないかなーと考えた。
調べたところでは、簡単に、という方法は無いようだ。
WindowsでもLinuxでも何でもいいから、Dropboxのサービスを動かしておいて、そこのフォルダにRsyncか何かで定期的にファイルを送ってやれば、間接的にだが、バックアップが取れる。
けども、小さいファイルを一つ一つクラウド側に送ると、相当、やりとりの時間がかかるはず。
Dropboxは1ファイルのサイズが無制限らしいから、とにかく送り元のファイルは一つにまとめたほうがよいだろうと考えた。
そして例えば、以下のようにコマンド欄にタイプし、スケジュールすることで、指定フォルダに圧縮ファイルを作れる。
(仕事フォルダ以下を、同じ階層にbackup20140210.tar.gzのファイル名で保存)
tar cpzf /mnt/usbdisk/vol/backup20140210.tar.gz /mnt/usbdisk/vol/仕事
日本語フォルダ名も使えたので、ホッとした。
こちらを参考にした。
ITmedia エンタープライズ : Linux Tips「ファイルのバックアップをしたい」
PentiumD(DELL SC430)のマシンで5GBのアーカイブに25分ほどかかる。上出来。
と、ここまで書いて、4GBのバックアップファイルを作り、OneDrive for Businessに上げてみようとしたが、ここでは、ファイルサイズが2GB迄しかダメみたい。
どこか無いかと探したら、Googleドライブが10GBまでOK。
PCのGoogleドライブフォルダにファイルを入れて、待つこと数十分・・・PCのCPUがずっと40%のままで、なかなか終わらない。ネットワーク帯域も高いまま。
こりゃやっぱり、クラウドでバックアップするのは、やめた方がいいかな。
数ヶ月に1回、一つになったバックアップファイルを、USBディスクにでも入れて、家で保管する方がいいかな。
ともかく、方法だけでも残しておこう。
2015/2/10(火)追記2
今回のテーマは、複数のサーバ間でRsync。
今まで、一台のサーバ内でRsyncをしてきたけど、LANの2台のサーバ間でできないか、試してみた。
やりたいことは、
192.168.24.210サーバの、/mnt/vol/036フォルダ以下を、
192.168.24.202サーバの、/mnt/raidVolum/data/tempフォルダに、コピーしたいと。
手順は、
コピー先のサーバのRsyncモジュールに、FungTestの名前で設定を作成&保存し、それをコピー元のサーバからタイマーでリモート実行する・・・というイメージ。
以下のような感じで、できた。
図では、許可するホストに自身のIPアドレス192.168.24.202を入れているけど、あっても無くても、うまくいった。
こちらは、コピー元のサーバ192.168.24.210のRsync Tasksの設定。
こちらは、コピー先サーバ192.168.24.202のRsyncモジュールの設定。
2015/2/20(金)追記:FreeNASとWindowsでBitTorrent Syncを使ってフォルダを同期する
自宅PCと会社NASでフォルダの同期が取れれば、バックアップ手段のよい方法になると思い、可能性を調査した。
■プラグイン入手
プラグインを使うために、ネットワーク設定の「IPv4デフォルトゲートウェイ」を192.168.24.1同じく「ネームサーバ」も192.168.24.1に。
しかし、プラグインの一覧が表示されず、「plugin no entry has been found」のメッセージが出る。
再起動しても変わらない・・・。
仕方がないので、ここからダウンロード。
http://www.freenas.org/downloads/plugins/9/x64/
この中の、 btsync-1.3.94-amd64.pbiを選択。
amd64って書いてあるから、インテル製のCPUはダメなのかと心配したけど、大丈夫だった。
■プラグインインストール
FreeNASのプラグインを選択して、Uploadで先ほどのファイルをアップロード。同時にインストールが始まるが、ファイルが19MB弱あるせいもあって、終わるのに10分以上かかる。
インストールされたら、サービスの状態をONにする。
■Jails
Jails・・・は何に使うのか、素人の私は意味がわからないが、以下を読むと、
2012-08-18 – days of junks
BitTorrentのプラグインを使うにはJailsも必要だが、Jailsは仮想マシンを上で動くため、SourceとDestinationのフォルダ同士はリンクしているのだよ、ということを設定するためらしい???きっと私の理解は違うと思うが1%位はあっていると思う。。。
ともかく自分の場合、Jailsのcustomplugin_1-ストレージ-Add Strageで、Sourceを/mnt/vol/syncに、Destinationを/mediaにした(この作業の前に、適当な名前でJailを追加したかも・・・覚えていない)。
いろいろやっていると、仮に作ったフォルダがcustomplugin_1以下のディレクトリに残ってしまい、削除できなくなってしまった。
ディレクトリを削除するUIは用意されていないが、Jailsの画面下に並んでいるボタンのひとつにShellがあるので、それを使うしかないみたい。
フォルダの削除のLinuxコマンドは、例えば、$ rm -rf temp-dir のようにする。
削除できたかどうかを確認するには、ls のみでOKみたい。
■BTSyncの設定
プラグインに「BTSync」が作られたので、それをクリック。
ダイアログボックスの、「Folder Rescan Interval (seconds):」の初期値が600となっているので、10分ごとにBitTorrentのサーバと同期するみたい。必要に応じて変える(自分の場合今回はそのまま放置)。
そのダイアログボックスの一番上に、BitTorrent Sync can be found here.とあるので、それをクリック。すると、http://192.168.24.3:8888/gui/en/index.htmlが開く。
開いた画面で、同期したいフォルダを追加し、またシークレットキーを作って、そのキーをコピペしてメモ帳にでも控えておく。
■WindowsPC(同期される側)の設定
BitTorrent Syncをインストールし(先ほどのWeb画面の設定でキーを共有すると自動インストールのリンクも勝手についてくるのでそちらの方が簡単)、設定画面を開き、右のギヤアイコンをクリックし、「キーを入力する」をクリックし、先ほど控えたキーを貼り付ける。しばらくすると、FreeNASで同期したいフォルダとして設定したそれが表示される。
これで、sync(FreeNAS上の共有フォルダ)と、media(Jailsのフォルダ)と、自分PCのフォルダが同期される・・・で、いいのか?
自分の環境では、NASの\\SRV2\share\sync\syncsourceと、自分PCのC:\Users\saito\Documents\temp\temp\syncsourceの内容が同じになったので、これでOK? 大丈夫?
ドライブ上の要領は倍になったりしないかな?
倍になったら困るなあ。いつか調べないと。
■その他、わかったことなど
plugin no entry has been found がなかなか解決できなかったのと、BitTorrent Sync can be found here の存在に気がつかなかったせいで、調べ始めてから終えるのに丸2日かった・・・今回もヘビィだったわー。
あと、嬉しかったこととして、
何かの参考ブログで見たbtsyncのユーザーの作成は、しなくてもよかった。
プラグインは自動ダウンロード&インストールでなくても、手動でもOKだった。
会社のNASが自宅PCと同期してくれると、スゴイ便利だわー。DHCP環境でも使えるのが最高にいい。
参考:
Sync Hacks: How to Set Up FreeNAS with BitTorrent Sync Using a Plugin | The Official BitTorrent Blog
Freenas(かなり適当)#2 – draw_or_die
FreeNAS 9.2.1.5 によるメディアファイルサーバ構築(PT3連携) – UbuntuによるEco Linuxサーバ構築記
各々の生き方: BitTorrent Sync と Raspberry pi で DropBox を置き換える
2015/2/24(火)
バックアップについて。
CronでSrv2全体をアーカイブ&バックアップにかかったファイルサイズと時間は、45.8GBで10時間15分(23:00-9:15)。作業中は少々NASの動作がもたつくが使えないことはなさそう。
その後の、NAS-PC間の同期に30分ほど(10:15-10:45)。
日時バックアップのRsyncタスク(0:00実行)と、かぶっていたので、次回はかぶらないようにしなきゃな。
気になったのは、Volのファイルサイズが2倍になるのは覚悟していたが、USBディスクの方は3倍になっていた・・・。
調べると、今回、
tar cpzf /mnt/vol/sync/syncsource/backup20140210b.tar.gz /mnt/usbdisk/vol
って感じにアーカイブのコマンドを作ったのだが、こうしてしまうと、仮想マシンのフォルダ(Jails)と同期フォルダ(sync)にある巨大なバックアップファイルも、バックアップ対象になってしまうのだった。
特定フォルダを除外するにはどうすればよいのか、Google先生に聞いたところ、コマンドラインに–excludeオプションをつけるのがよいとのこと。
具体的には、
tar cpzf /mnt/vol/sync/syncsource/backup20140210b.tar.gz /mnt/usbdisk/vol --exclude sync
のようにすれば、syncフォルダは除外されるはず(・・・なのだが、後日アーカイブを開いてみたところ、除外されていなかった。いろいろ構文を変えてみたけど、やはりNG。最終的には除外を諦め・・・)。
Rsyncタスクの方でも、今度やってみよ(こちらは、除外の指定がうまくいっていた。)。
Jailsフォルダも除外したいが、けども複数ファイルを除外する場合は、それらをリストにしたファイルを別途用意して、それを指定してやればよいらしい。しかしそこまで来るとLinux素人の私では手に余る。というか、わからない・・・今回はsyncフォルダだけでよかったので助かった。
・・・っと、こちらの rsyncのexcludeオプション | OpenGroove ページを見ると、–excludeの複数指定のやり方が書いてあった。
以下のように、二つ続けて書いてやればいいみたい。
--exclude sync --exclude jails 'ということは、アーカイブの方も、こんな感じに書けばいいのかな?(未確認) tar cpzf /mnt/vol/sync/syncsource/backup20140210b.tar.gz /mnt/usbdisk/vol --exclude sync --exclude jails
あと、削除したファイルが.SyncArchiveに溜まっていく。。。
NAS側のBitTorrent Sync can be found hereで呼び出した画面のフォルダの設定で「削除したファイルを SyncArchive で保管する」のチェックを外すと、いいみたい。
できてしまったファイルは上記の設定でも消えないようなので、Jailの下にあるボタンからShellを呼び出して、Linuxコマンドでプロセスを削除。
具体的には、「システムのプロセスを表示」でプロセスIDを調べ、
Rsyncが
kill 60342
bsdtarが
kill 60332
を、それぞれ実行。
root@customplugin_1:/media # cd .SyncArchive root@customplugin_1:/media/.SyncArchive # ls syncsource root@customplugin_1:/media/.SyncArchive # cd syncsource root@customplugin_1:/media/.SyncArchive/syncsource # ls backup20140210b.tar.gz backup20140223.tar.gz backup20140223a.tar.gz root@customplugin_1:/media/.SyncArchive/syncsource # rm back* root@customplugin_1:/media/.SyncArchive/syncsource # ls
2015/2/25(水)追記
深夜に始めたcronでのアーカイブタスク、とても時間がかかって、午前の業務に重なり、支障発生。
たまらずサーバ再起動しても、状態は変わらず。困った。あちこちひっくり返して「システムのプロセスを表示」をクリックすると、BTSyncがリソースを使っていたので、BTSyncプラグインの「サービスの状態」を「OFF」にした。
また、(USBディスクからの読み出しがボトルネックになっている可能性があるのでSATAの内蔵ディスクから読み出すように、またsyncsourceの上のフォルダが本来の場所なのではという推測から)Cronのコマンドを以下のように修正。
旧:tar cpzf /mnt/vol/sync/syncsource/backup20140210b.tar.gz /mnt/usbdisk/vol --exclude sync --exclude jails</pre> 新:tar cpzf /mnt/vol/sync/backup20140210b.tar.gz /mnt/vol --exclude sync --exclude jails
—-
サーバを再起動した際に、プラグインの「利用可能」の一覧が表示されるようになった。
また、利用可能なBitTorrentのプラグインのバージョンが上がっていた。Btsync 1.3.94 -> 1.4.110
2015/3/12(木)追記
Cronのアーカイブタスク、うまく行っていると思っていたけど、できあがったファイルを解凍してみると、日本語が文字化けしていた。
Windows環境でのみダメなのだろう、マアいいか、と最初思っていたのだが、FreeNASのシェルからTar解凍コマンドを打ってみても、やはり文字化けしていた。
化けるのは、OS? 解凍時? オプション指定有り無しで変わる? 圧縮しないでアーカイブだけだと? ・・・など、結構なパターンを試して,どこに問題があるかを探ってみた。
(さらっといっちゃってるけど、のべ1週間くらいかかっている。途中サーバが不調になったりして、周りの社員に迷惑かけたりしながら)
で、わかったのは、
同じスクリプトを、シェルで圧縮し、シェルで解凍すると、文字化けしない。
けども、cronで圧縮し、シェルで解凍すると、文字化けする。
環境変数とやらが関係しているみたい。
参考:cronで文字化けするときの対処: 小粋空間
また参考: 【嵌りました】CRONで動かない! cron jobに環境変数LANGは引継がれず: Pythonと自分 ~ a python life
上のサイトの、「cron jobで日本語を扱いたければ、コマンド実行毎にその頭に「LANG=ja_JP.UTF-8」を半角スペースを1つ挟んで実行する様にするのが最も妥当であろう。」の記述を参考に、crontabの先頭に以下の行を追加。
export LANG=ja_JP.UTF-8
軽いファイル入りディレクトリで試してみたところ、うまくいったみたい。
本日夜のcronで、ボリュームの、一部を除く全データの圧縮を試してみる。明日朝、また確認。コードは以下。
LANG=ja_JP.UTF-8 tar --exclude=/mnt/usbdisk/vol/sync --exclude=/mnt/usbdisk/vol/jails -cpzf /mnt/usbdisk/vol/backup20150313.tar.gz /mnt/usbdisk/vol/
2015/3/13(金)追記
昨晩圧縮したファイルをシェルで解凍してみた。日本語が化けていない! うれしいわー、最高の気分!
圧縮時はCPUが100%近くになるけど、解凍時は40%位。省エネだね。
2015/4/13(月)追記
バージョンが2.0になったBTSyncの同期フォルダの追加画面で、適当なフォルダ(mediaなど)を選択しても、「選択されたフォルダへの書き込みを許可されていません」のメッセージが出る。
共有用のフォルダを作成するために、また作成したフォルダを読み書きできるように、JailsのShellで、Linuxコマンド打ち。
mkdir /shared
chmod 777 /shared
これで、自分の環境でいうと、
\\SRV2\share\jails\btsync_1
に、読み書きOKのフォルダが作成される。
しかし、自分のWindowsマシン(Core2Duo)で、FreeNASとのインデクシング中に、CPU使用率が40%程度になるのは、ちょっと辛い。
同期を実行するのは、帰宅時間後の夜放置がよいか。
2016/5/27(金)追記
9.2 から 9.3にアップデート
公式サイトからファイルの在処を辿ろうとしたが、既に最新バージョンが9.10になっていて、9.3が見当たらず。
探し方もわからなかったので、FreeNAS-9.3-RELEASE.GUI_Upgrade.txz の文字をGoogle検索したら、すぐに見つかった。
ダウンロードは300MBあり、ダウンロードに3分ほどかかった。
更新は、システム-高度な設定にある、ファームウェア更新ボタンで行う。
SHAキーは、ダウンロードファイルのページに合ったTXTを入れた。
更新ボタンを押してから画面がRebootになるまで5分程度かかり(いったん管理画面では見れなくなった)、さらにその後、マシンリブートが3-4回あって、その後20分くらいで正常な状態になった(管理画面で見れた)。
時間がかかるので心配しながら黒いコマンド画面を見守っていたが、他の方がブログに書き込んでいるような、エラーが出る事態は全く無かった。
ホッとした。
しばらくしてからパフォーマンスを測定してみた。
LAN Speed Testで試してみたところ、書き込みが1MB程度遅くなったが、読み込みが3MB程度速くなった。
今後は、9.3からの機能である自動更新もできるようになったし、またNASライフを楽しめそう。
2016/5/28(土)追記
会社にある2台のうち、1台は上記のやり方で上手く行った。
しかし、残りの1台も同じやり方でやろうとしたら、躓いてしまった。
9.2 -> 9.3アップデート作業の最後に、以下のエラーが出てしまう。
Error: The update failed: Command ‘[‘bin/install_worker.sh’, ‘install’]’ returned non-zero exit status 1
以下のページでエラーの意味を確認。
どうやらUSBメモリが2GBだとだめらしい。最低8GBないと。
Bug #7069: Error upgrading from FreeNAS 9.2.1.8 to 9.3 – FreeNAS 9 – Bug Tracking System
ということで、EaseUS_DiskCopy_Home(フリー)をダウンロードして、インストールして、現在の2GBのディスクでもって、新たに用意した8GBのUSBディスクにクローンを作った。6分ほどでできた。
EaseUS Disk Copy Freeware – Free Disk Copy, Disk Clone Software download to Clone Hard Drive
さて、緊張しつつ8GBのディスクをマシン筐体に差し替えて、電源を入れ直す。
電源ONの直後はいつもドキドキする・・・が、難なく起動。
途中、画面が止まってフリーズしているように見えることがあったけど、よくみるとUSBメモリのアクセスランプは点滅している。心配しないで、落ち着いて待っているのが良いみたい。
2017/3/14(火)追記
ゴミ箱機能を使用すると、システムがしょっちゅうファイルを保存しにかかるせいか、Accessのmdbのようなリアルタイムで編集情報やロック情報が変わるファイルは、もろに影響を受けるみたい。
「ごみ箱の有効化」のチェックを外すと、NASで共有しているAccessの業務システムのパフォーマンスが見違えるくらい上がった!
2017/5/3(水)追記
USBメモリのエラーでFreeNASが起動しなくなった。
古いバージョンのFreeNAS9.2.1のUSBメモリをバックアップとして持っていたので、それに差し替えて復旧した。
9.3->9.2にバージョンは変わっても、別に最新機能を使っているわけではないので困ることはない。
それどころか起動が倍くらい早くなったので、そちらのほうが嬉しい。