PowerAutomate

Twilio Lookup API を Power Automateで使う

投稿日:2024年5月10日 更新日:

やりたかったこと:

ネットサービスの初回購入者が申し込み時に入力した電話番号・・・それが存在するのか(嘘でないか)を、何らかの方法で検査したい。

やってみたこと:

Twilio Lookup APIを試し、電話番号の存在をチェックできるか調査。

具体的に:

Power Automateでフローを作る。HTTPのアクションを追加して以下のように設定。

URLは、https://lookups.twilio.com/v2/PhoneNumbers/+81電話番号 の形式。末尾に ?Fields=line_type_intelligence などを付けると、さらに詳しい情報が出る。

UsernameとPasswordには、Twillioのコンソール画面のトップに表示されるAccountd SIDと Auth Tokenを使う。

ブラウザから電話番号をURLの末尾に手打ちしてのチェックもできる。
(最初のみログイン画面が出るので、Twilioのアカウント情報でログインする)

わかったこと:
Twilio Lookup APIでは、電話番号の存在をチェックできない。
できるのは、国番号や、キャリアなど、以下の項目。

{“call_forwarding”:null
“caller_name”:null
“calling_country_code”:”81″
“country_code”:”JP”
“identity_match”:null
“line_status”:null
“line_type_intelligence”:{“carrier_name”:”Softbank”
“error_code”:null
“mobile_country_code”:”440″
“mobile_network_code”:”20″
“type”:”mobile”}
“national_format”:”080-4975-xxxx”
“phone_number”:”+81804975xxxx”
“phone_number_quality_score”:null
“pre_fill”:null
“reassigned_number”:null
“sim_swap”:null
“sms_pumping_risk”:null
“url”:”https://lookups.twilio.com/v2/PhoneNumbers/+81804975xxxx”
“valid”:true
“validation_errors”:[]}

得られた結果は、今回やりたかったことに資することはなかったが、TwilioのAPIの使い方が少しわかったので、いつか他のことで役に立つかもしれない。

-PowerAutomate

執筆者:

関連記事

PADでCSVファイル2つのキー列の付き合わせ処理。あるいは検索マッチング処理

2つのCSVファイルのキー列を比較して、一致したらその行の別の列に更新等の処理をするケースは、多いと思う。 けども、ネットにあまり情報が無かったので、載せておこうと思う。 方法1:ループを二つ使った処 …

Power Automate Desktopで .NETスクリプトを実行して正規表現で文字を抜き出す

やりたかったことは、 文字列を与えて、その文字列から正規表現でハイフンに挟まれた文字列を取り出すこと。 ChatGPTに質問したら、それらしいスクリプトは作ってくれたけど、いざ動かすとエラーになり、正 …

PADで時々Webページのリンクをクリックする際に失敗する

で、このクリックが、たまに失敗する。 なんで失敗するのかわからなかったのだが、長期間の調査で、やっと原因が一つ分かった()。リンクしたい箇所のテキストは「すべてチェック」なのだが、ここの「すべて」と「 …

Power Automate を使ってGmailの本文をチャットワークに通知する

自分用のメモ。 やりたいこと:Gmailの件名に「在庫」を含むメールのみ、チャットワークに本文を流す。 困ったこと:テストのときに、HTTP_Webhookのアクションで、タイムアウトのエラーが出る。 …

PAで複数の同じPADの処理をループするときに気を付けること

Power Automate のフロー内で、同じデスクトップフローを2回使っている。それぞれの処理の終了後は、同じように同じ名前の出力変数を受け取り、次の条件で使っている。なので、最初の処理のブロック …