魚津にあるミラージュランドに、家族で行ってきた。
実は、今年の今だけ、「ミラージュプール釣堀実験」というのをやっているのだ。
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詳しく言うと、
・ミラージュプールの一部を網で仕切ってニジマスを放流。
・釣竿、エサを無料で貸し出し。
・実施日は平成17年5月21日~6月5日の土日
・時間 午前9時から午後4時30分まで
・持ち帰る場合、1匹100円で買う。
・楽しんだ後は、利用者アンケートに答える。
オフシーズンのプールを釣堀にするとは、なかなかいいアイデアだ。
パパや男の子は釣り、ママや女の子は乗り物、てな感じで楽しめるのもいいと思う。
私たちが入園したのは13時ごろ。
館内放送で、釣りの順番待ちの人を呼び出すアナウンスが流れている。
実際、受付にプールに行ってみると、1時間半の順番待ちがついている。
結構、盛況らしい。
順番待ちボードに名前を書いて、順番がきたら携帯に電話してもらうことにした。
それまで、ミラージュランドで持参したお弁当を食べ、乗り物で遊ぶことに。
釣りを主な目的に来たので、遊園地の乗り物で遊ぶのは予定(予算)には入っていない。
子どもらに、「ひとつだけ願いをかなえる、どれに乗りたいか」と聞く。
二人とも、「あれ」とパラトルーパー(遠心力で回すおおがかりなブランコ、大人200円 小人100円)を指差す。
パパは怖かったので遠慮、ママと子どもら三人が乗った。
ちっちゃは少々怖かったよう。
ゆみちゃは結構平気なよう。
そのあと、パパと子どもら三人で、ティーカップ200円にも乗った。
(願いは2つにした)
パパは目が回った。
これ以上園にいると、ドンドン乗り物に載せられてしまう。
急いで、隣接する魚津水族館に、移動。
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水族館では、入場門の手前にあるペンギン、ニジマス、アザラシコーナーはタダで見られる。
ありがたい。
加えて、おみやげ物屋、噴水で時間をつぶす。
このとき時計は15時半、まだ電話は鳴らない。
諦めて駐車場に向かっている途中、電話がかかる。
「大変お待たせいたしました。釣りの順番待ちが参りました。」
待ちかねたぞ~、2時間半待ち。
受付に急ぐ。
竿とエサを2組づつ受け取り、釣りスタート!
プールの仕切りは幅20メートルくらいで、両岸から3・4組が竿を投げている。
中には20センチ程度のニジマスが、うようよ。
先客たち、5分に一度は、誰か釣れている。
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私らのファミリーは、ママが最初に釣り上げる。
そのあとパパ、ママ、パパの順。
1時間弱で、計4匹。
途中、妻に、釣り針の外し方が下手なのを指摘される。
私も妻も釣りは小学生以来なので条件は同等? 実はキャリアが違う。
妻は子どもの頃、海の近くに住んでいたので、しょっちゅう釣りをしていたそう。
それに日々の食事の準備で魚をさばいたりもするので、私のように魚を触ってオタオタしない。
ゆみちゃは積極的にフィッシングしていたが、竿をゆすりすぎたせいかエサが途中で落ちたり、エサを取られたりすることがしばしばで、結局自身では一匹も釣れなかった。
ちっちゃは見てるだけで楽しんでいた。
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夕方になり、満足して帰途につく。
途中、滑川にある深層水の分水施設アクアポケットに立ち寄る。
ここは汲みたての深層水が飲めるのだ。
(前から一度来たかった)
車内に子どもの飲み干した500ミリリットルのペットボトルがあったので、それを持って給水所に向かう。
そこには係員のおじさんがいて、私が初めて利用する旨を述べると、親切に説明してくれた(それぞれ特徴のある深層水が7種類もあるのだ)。
だが、どれも有料だったのは、迂闊だった(安いのだが)。
どうしようとグズグズしていると、おじさんは「コレはどうか」とペットボトルを取り上げ、「脱塩水(RO)」をひとびん分、いれてくれた。
タダだった。
ありがとう!
そのおいしい水は、どこかで飲んだ、名水の味の記憶。
タダであることが、さらに美味しさを引き立てる。
(ホントは沸かしてからの方が良いらしいが、私らはチョクに飲んだ)
給水所の横に、水がじわじわと染み出している大理石でできたモニュメントのようなものがある。
おじさんは「それも、深層水。舐めてみられ」。
舐めると、しょっぱい。
深層水は雑菌が非常に少ないので、こうやって汲み立てを味見することも出来るのだ。
すごい。