最近、「残された時間」について考えることが多い。
といっても、ガンとか、そういうのじゃありません、私。
今年一年の残りは、186日。
営業にも行かないといけないけど、技術も習得しないといけないなー、どちらに時間を割くのが自分のためになるか、とか。
勤務時間を終えた後は、残業をして良質の仕事を創造すべきか、勉強をして資格を取るべきか、はたまた、かけがえのない子どもたちの一瞬一瞬の成長を見るために早く帰るべきか、とか。
もっと、他人のためではない自分の楽しみを見つけるべきか、とか。
40代まであと数年。
いつまでパソコンせんせーとか三流SEみたいなことやってるのかなーとか。
いつまでこんなイイカゲンな会社に居るのかなーとか。
子どもらはグイグイと育っているし、私はもう死んでもいいかなーとか。
私は何歳まで生きるんだろ。
70歳くらい?
疲れを気にせず使える頭や体は、実質あと何年持つんだろう、とか。
やりたいことを思い立ってすぐに出来るのは、いつまでだろう、とか。
思ったり。
あんまり考えすぎないほうがいいのだけれど、止められないのです。
そういう性格です、昔から。
いずれにしても、今この瞬間、こうやって考える時間があることは、幸せなことです。
時間が無い事を考えることに時間を浪費するバカです。
贅沢な一生の使い方、大盤振る舞いです。
かと思っていたら、最近読んだ本にこんなことが書かれていました。
「自我や時間や存在について、つまずき、引き回され、悩み続ける人は、哲学的な才能の持ち主。その価値は数学者や芸術家のそれと同じく稀有」
才能があるんだな、私。
世の中の役に立たない才能だけど、いいさ。