それをするには、こんな感じ。
1.Excelマクロで、標準的なやり方でVBAコードを作る。
2.「Custom UI Editor Tool」で1のファイルを開き、リボンを作り、上書き保存する。フォーマットはXMLタグなので、ID名を重複して作らないとか、実行先のVBAのモジュール名やプロシージャ名を大文字小文字間違えずに記述しなくてはならないとか、日本語が化ける(ただしリボン上はきちんと再現されるみたい)とかに気をつけないといけない。
3.1のファイルを開き、リボンの右端にボタンが表示されているのを初めてみた時は、感動するよ。あとは動作確認を繰り返す。
Excelのユーザーフォームを使ってVBAを実行するやり方に比べると、全部コードを手書きしなくてはいけないので(ユーザーフォームはGUIでOK)、すごく手間隙がかかる。しかし、ユーザーサイドで見ると、とっても使いやすくなる、学習しやすくなるであろう。
以下は、補足。
Custom UI Editor Toolをダウンロードするリンクは、これ。
Updated version of the Custom UI Editor Tool – OpenXML Developer – Blog – OpenXML Developer
リボンに使えるボタンアイコンを一覧するには、これ。
ひっじょーに、見にくい。
Office 2010 Add-In: Icons Gallery
ファイルをダウンロードしたあと、バックステージビュー(Office2010でいうファイルメニュー)に切り替えて、下の方に表示されるメニューをクリックすると、一覧が表示される。以下も参考になるかも。
https://mauriceausum.com/2012/04/14/office-2010-icons-gallery-icons-for-your-ribbon/
アイコンボタンの一覧は印刷でもできればよいのだが、できないので使い勝手が悪い。
自分の場合めったに使わないから、きっとこの次使うときは、バックステージビューのことなんて、すっかり忘れているだろう。まあいいけど。
リボン上にテキストボックスを置くときに参考になったリンクはこれ。
リボンメニューのエディットボックスを VBA/マクロから使用する方法: ある SE のつぶやき
2017/8/17(木)追記:
ひさびさに、Custom UI Editor Toolで作ったリボン+Excelマクロのファイルを修正する必要があり、それをしたところ、起動時にリボンが表示されなくなってしまった。
Excelのバージョンが変わったせいだろうか? 当時は2013、今は2017。
原因はわからないけど、もう一度ExcelマクロファイルをCustom UI Editor Toolで開いて、上書き保存したら、今度はうまくリボンが表示されるようになった。